ブラック企業の辞め方マニュアル

ブラック企業をどのように退職するか?

辞め方によっては最悪、給料を支払ってもらえないなどの労働トラブルにも発展する可能性もあるので、できるだけ穏便に退職まで進めることが重要になります。

そこで、どのようにブラック企業を退職すればいいのか?辞め方マニュアルを作成しましたので、ご自身の今の状況と照らし合わせながら参考にしてください。

ブラック企業の辞め方~退職から転職まで~

大まかな退職までの流れを明記し、注意事項や疑問点についても記載していますので、参考にしてください。

直属の上司に退職の意思を伝える(伝えやすい人を選んで)

「会社を辞めたい」と思い、実際に退職を決意したら、一番最初にやることは「辞めます」と伝えること。

退職しますと誰に言うのが最適か?

いきなり、社長でも構わないのですが、まずは自分にとって「この上司だったら伝えやすいな」という人を選んで伝えるべきです。

そうすることによって、あなたが退職するという話も上の人間ににスムーズに伝わります。

間にワンクッションを置くことで、上司の逆鱗に触れる確率も少なくなるのです。

いきなり社長に伝える方もいますが、社長も辞めるといきなり言われたら、「今まで面倒みてやったのに」などと罵声を浴びせられることもあるので、最初に伝える人は、しっかり選んでから伝えるようにしましょう。

転職活動を始める~次の就職先を探す~

辞めることが決定しているなら、早めに次の転職先を見つけなければいけません。

辞めてから仕事を探す方も中にはおられますが、時期によってはそれほど良い条件の求人も出ていない事もありませんし、次の就職が直ぐに決まる保証はどこにもありませんので、早め早めに準備しておく必要があるのです。

転職活動はハローワークではなく、転職エージェントを利用するのが在職中の方には最適です。

今は携帯電話やパソコンがあれば、何処にいても求人が検索できますし、転職エージェントの場合はあなたの条件に沿った求人の紹介も可能になるからです。

できるだけ、より多くの求人に目を通し、あなたが納得できる企業を選ぶようにすれば、転職後に失敗したなと思う事も少なくなります。

離職の期間が長くなれば、キャリアや採用にも響くので、退職する日までに次の転職先を決定しておくのが良いでしょう。

失業給付金について

失業給付金をあてにしてる人もいますが、基本的に退職する時というのは自己退職になるので、失業手当を貰えるのは最低でも4カ月近くかかってしまうことになるので、普通に生活している人の場合は、基本的には貰えないものだと思っておいた方が良いでしょう。

ただ、会社都合退職の場合は退職後、大体1カ月後に貰えることになります。

自己都合退職と会社都合退職(クビ)には、こういった違いがあることも頭に入れておきましょう。

退職届は必要か!?

辞める時って退職届って必ず必要になるのか?と言われれば、別にそんなに必要ではありません。

私自身も過去にブラック企業と呼ばれるような会社で働いていましたが、退職届や退職願を出したという人の話は一人も耳にしません。

ですから、基本的には退職届は必要ないと考えています。

企業によっては必要とするところもあるかもしれませんが、待遇もままならないブラック企業で提出を必要とするところは非常に少ないでしょう。

提出を求められたら出すべきですが、辞める意志を責任者(上司や社長など)にしっかり伝えておけば、基本的には問題ないでしょう。

退職間際の嫌がらせに注意しよう!

大体、退職する日の1カ月前には「辞めます」ということを伝えていると思いますが、辞めることが決定してからの1か月間が地獄だったという話をよく耳にします。

簡単に言うと、有り得ない量の仕事を押し付けるなどの「嫌がらせ」ですね。

辞める一週間前に通常の何倍もの仕事を押し付けられたって話もよく聞きます。

はっきり言って辞める人間には会社は冷たいです。

これは、ブラックだからとかではなく、普通に考えて去っていく人間に気を遣ったり、優しく接してもあまり意味がないですからね。

ですが、絶対にできないであろう無理な量の仕事を押し付けられたとしても、絶対に終わらさなければ辞められない訳ではありません。

最低限の業務上の引継ぎが滞りなくできるようにしておけば問題はないのです。

「コレが終わるまで辞めさせないよ」とか残業代なしで仕事を終わるまでやらせようとしているなら、録音なり、記録をノートに残すなり、何を言われたのかを残しておくことも大切です。

無理に争う事はせず、円満退職を心掛ける

「もう辞めるんだから、関係ないでしょ」と、今までのうっぷんを晴らすかのように会社に立てつく人も少なくありませんが(特に男性に多い)、下手に会社と争っても、あまり良い結果は生まれません。

既に給料が振り込まれている、もう会社に出勤することはない、というなら全てをぶちまけてしまえば良いと思いますが、そうではないなら、下手に争わないようにしましょう。

もちろん、未払いの残業代や給料のことでのトラブルは、ちゃんと社長に話すべきですが、ここでもキレて「払えよ!クソ野郎」と言うのではなく(気持ちはめちゃ分かります)、「お願いします!」と、少し気分は悪いかもしれませんが、下手から話すようにするのが吉です。

考えてみて下さい。

「金払えよ!このクソ野郎!!」

と言われるのと

「お願いします!これが出なければ家族が生活できないんです!お願いします!」

と何度も頭を下げるのでは、どちらが支払ってくれると思いますか?

下手に出るのが必ずしも正しいという訳ではありませんが、感情的に話してもあまり良い結果にはなりません。

これは実体験からも実感していて、私はどちらかと言えば「キレて文句を言うタイプ」だったのですが、私の同僚は「給料を支払ってもらえないと住宅ローンが払えなくて本当にヤバいんです」と、社長に直接お話したり、何度も電話を入れていたので、優先的に支払ってもらう事ができましたが、私はと言うと、、、給料の回収は半分もしてもらえませんでした。

人の心理をつきながら、何度も丁寧にしつこく、だけど悪い気持ちにはさせない

このようにできるだけ争わないように退職するようにしましょう。

下手に争っても自分が消耗するだけです。

有給休暇は必ず消化してから辞める

有給休暇は取得しにくい。

特にブラック企業の場合は、ほとんどの社員が取得していないケースも多数見受けられます。

会社と争ってまで無理に有給を消化しろ!とは言いませんが、ちゃんと有休を使わずに辞めていくのは非常に勿体ないですし、何より、労働者であるあなたの権利でもあるので、なるべく有給は消化してから退職するようにしましょう。

未払いの残業代はメモなど記録を残す

サービス残業ばかりさせられていて、残業代をちゃんと支払ってもらっていないのならば、出勤時間や退社時間をメモしたり、時間を写メに残しておくというように記録に残しておくことがポイントになります。

時間の記録以外にも、気になることがあれば、手帳に書き残して置いたり、録音、写真を撮っておくということをやっておくようにしましょう。

こういう証拠があると、後から請求する時に非常に役に立ちます。

労働問題に関する相談窓口

もしも何かのトラブルに巻き込まれてしまったら何処に相談すればいいのか?

労働問題に強い弁護士に相談するというのも手ですが、やはり高額なお金がかかってしまいますので、最初は下記のページから相談してみることをおすすめします。

厚生労働省総合労働相談コーナー

法テラス

NPO法人労働相談センター

我々、労働者の立場というのは非常に弱いです。

それは雇われと雇い主という立場の違いもありますが、単純に労働問題やトラブルに関して、知らない事が多過ぎるという事もあります(知識不足)

会社を辞める際に、困ったことがあれば上記のページから相談してみてください。

きっと、解決の糸口になるでしょう。

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