廃人にされる寸前で辞めた有名な菓子メーカー

数年前に働いていた会社の話になりますが、今でも忘れられない恐ろしい会社でした。

その会社というのは表向きは有名な菓子メーカーで、何店舗も支店を持つ優良企業でした。

私は20代の女性営業職として転職で入社し、給料も手取りで20万は軽く超えていましたので、最初は「良い会社に入れた」と喜びが強かったのを覚えています。

しかし、それも束の間の幸せで、すぐにおかしな体質が見え隠れしてきました。

というのも、名前が売れている会社の割には転職者が多く、従業員の入れ替わりが激しいと感じていました。

私だけではなく、多くの従業員が辛い思いをして退職している現実を暴露させていただきます。

有名な菓子メーカーで廃人寸前までさせられた話を暴露

まず社内の監視カメラなのですが、設置が徹底しており、会社の中はどこに行っても目につきました。

商品を売る店舗などは防犯の為、設置しているのが当たり前ですが、工場内、事務所内にも沢山ありました。

工場内は沢山のパートさんもいるので、監視カメラを設置すれば、確かに商品を持ち出す抑制の効果があると思います。

もちろん違法性はありませんが、事務所内ではその必要性がわかりません。

私が働き出してから3ヶ月くらい経った頃、ゴシップネタで社内が騒がしくなったことがありました。

聞くと、どうやら社内での不倫が発覚したらしく、役職がついていた人が急に降格に…

そう、この事務所の監視カメラは、社員の不貞行為も見張っていたのです。

確かに不倫は良くないので、不貞行為はどんどん排除されるべきだとは思いますが、この監視カメラは関係の無い人にとっては、只のプライバシーの侵害でしかありません。

社員が危険を感じずに、安心して生活をする為の監視カメラのはずが、社員全員がカメラの位置からずれて仕事や休憩をするという始末です。

どうやら、社内のいたる場所に設置された監視カメラは、社長を含めた取締役が見ていたようです。

そして電話も例外ではありません。

お客さんや同僚とのやり取りを直接聞かれることも頻繁にありましたし、電話内容は常に録音されているので、ある時、社内の備品の紛失について話していたところ、社長から直接電話がかかってきました。

「見つかったのか!?」と怒りの電話が…

営業車に乗っていても「実は会話を聞かれているかも」という不安で、精神状態がおかしくなってきました。

会社からの極度の監視下でおかしくなりそうな私に対し、直属の上司はと言うと、完全に社長の腰ぎんちゃくだったので、たとえ黒にしか見えなくても、社長が白と言えば「白です!」と答えるだけで、全て言いなりです。

終いには

「自分は鬱とかになったことがないから、そんな奴の気持ちは分からないんだよね~」

「営業がダメなら、店舗の販売員として使ってあげても良いけど、鬱なら無理か~あはは」

と笑いながら話してました。

あの時ほど、他人の不幸を願ったことはありません。

そんなことがあったあくる日に、その上司はたばこを吸わない私を喫煙室に呼び出し、仕事に対して理不尽極まりないことで大声で罵声を浴びせられ、私は過呼吸になりその場に倒れ込んでしまったのです。

幸い、病院に行くこともなく、少しふらついて倒れただけで済みましたが、その日はやっとの思いで家路に着いたのを今でも鮮明に覚えております。

結局、そのまま会社を辞めることになり、事件は上が隠ぺいしました。

今思えば、訴えてやることもできたのかもしれないとも思いますが、わざわざ争って廃人にならずに済んで良かったんじゃないかと思います。

社会的に知名度がある会社が良い会社であるとは限らないと実感できた経験でした。

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