番組制作会社から独立!夢に乗っかるはずが・・

以前、わたしはテレビ番組制作会社でアルバイトをしていました。

当時の月給はフルで働いて17万円ほど。

番組制作の仕事は子どもの頃からの憧れでもあったのと、毎日が刺激的で楽しく、仲間にも恵まれていたので体力的にはハードでしたし、薄給でしたが充実感があったので全く苦になりませんでした。

アルバイトでも健康診断が受けられたり交通費手当などが充実していたりと、大きな会社であるだけに待遇面はしっかりしていました。

番組制作会社から上司が独立!夢に乗っかって挑戦!

上司が独立!その夢に便乗!

仕事も忙しいながらがむしゃらに働いていた頃に、信頼していた上司が独立することになり、話をいろいろ聞く内に、わたしもその上司が起こした会社で働きたいと強く思うようになりました。

夢を熱く語られ、わたしもその夢に乗りたい!

夢に乗るだけではなく、「自分の実力をもっと試したい!」、大きな会社では埋もれてしまいがちだけど、一から立ち上げならやりたいと思うことが何でも出来ると思いましたし、その上司も「絶対にできる」と断言してくれたからです。

退職を伝えると、勤めていた会社からは大変残念がられましたが、一度思い込むと真っ直ぐなタイプなので(良くも悪くもですね)後悔は全くありませんでした。

新しい会社は今までの上司が社長、一緒に独立に付いてきたもう一人の上司が取締役、そしてわたしと3人だけの小さい有限会社でした。

一応「契約社員という扱いで」という説明で給料は月給制で18万円(手取り17万2000円)。

それまでアルバイト暮らしで時給800円前後で生活していたわたしには月給というだけでありがたく感じましたし、それ以上詳しいことは何も聞きませんでしたし、信頼していたので疑問も不満も持ちませんでした。

それは「頑張れば頑張った分だけ評価するし、最初は大変だけど軌道に乗ったら給料、待遇に即反映させるから」と約束してくれたからです。

でも仕事が始まると何もかもが一変・・・聞いてない番組制作以外の仕事や雑用がほとんど。

間借りさせてもらっている広告代理店(ただ一時的に間借りさせてもらってるだけ、と聞かされていましたが、後から業務提携している兄弟会社のようなものと説明されました)の雑用、手伝い。

言い方は悪いですが、使い走りばかりさせられ、その広告代理店が社員旅行の際はこちらも連休で休みなのに強引に出勤させられ電話番や急な対応を要する作業を電話で指示を受けこなし(普段全くやってない作業なのでさっぱり訳が分かりませんでしたが、自分で調べたりしながらなんとかやりました)取引先に走って届けたり、こちらの仕事が立て込んでいるのに強引に3時のお茶やサッカー観戦に参加させられたりしました。

その広告代理店の社長もひと癖ふた癖あり、意に従わないと激怒するのです。

わたしにとっては唯一頼りになるはずの社長も言いなり状態でした。

頑張った分だけ評価する・・?その話は何処にいった!?

休日出勤しようが関係なし!

そのように休日出勤しても、休日出勤した上に、調整が取れずに無休でも給料は固定。

早出、残業は当たり前で5時に出社して(制作業務で朝一集合の場合)、日付がとっくに変わって帰宅しても、仕事量が増えても、それをなんとかこなし続けても固定。

業務の内容上、早朝から深夜に及ぶのは分かっていましたし、すぐに給料が上がるとは期待はしていませんでしたが、同僚がいないので愚痴もこぼせず誰にも相談できないことが何より辛かったです。

社長はいつもは淡々としているのですが、嫌なことがあったり機嫌が悪いとわたしにイライラをぶつけるタイプで(以前はそんなことなかったのです・・もしあったら独立話に絶対ついていきませんでした)電話の対応が悪いと説教が続いたり、入ったばかりの頃に住所とビル名がとっさに出てこず、少しもたついたら後ろから頭を叩かれたりしました。

そういったことが続きダメ出しをされ続けたので、今思うとマインドコントロールされていた気がします。

「わたしがダメだから給料も業績も上がらないんだ。だからどんなことでもやらなきゃ!どんなことでも出来るようにならなきゃ!」と、社長の言いなりになって黙って何でもこなしました。

よく分からない通販事業やブライダル関連の仕事も手伝わされましたし、基本業務に秘書業務、アルバイトスタッフ管理(スケジュールから勤怠管理、給料計算まで全てです)、その上に広告代理店の雑用まで。

アルバイトに欠員が出た場合は何があってもすぐ現場に直行しなければならないし、社長から急な連絡が入ってすぐ対応しなければならないこもと多々あったので、退社後も休日も心が全然休まりませんでした。

本来のわたしがやりたかった番組制作業務はその合間といってもいいような状態。

もちろん合間でできる仕事ではないので、取引先や下請け会社(わたしは孫請け)にダメだしを連発される。

でもチャンスを逃したらもう仕事が回ってこないので死にもの狂いで取組みましたが、給料はいつまでたっても固定。

だんだん精神的にきつくなってきて感情が不安定になっていきました。

ちゃんと業務はこなさなければいけないし、いつどんな急な雑用が舞込むかも分からない・・

そんなギリギリな毎日が続いた末、体力的にも精神的にも限界を感じ退職しました。

思い返せば給与明細も貰っていなかった

最後に、これは誰に言っても中々信じてくれないんですが、その会社には給料明細がありませんでした。

明細を求めても「…あ、うん…わかった…」と曖昧に返事をされそのまま放置。

何度か言ったんですが、その度に誤魔化されるので段々気まずくなり給料明細に関する話題がタブーっぽくなったので、結局一枚も貰っていません。

給料の振込日が前もって知らされず、給与が遅れることもあり、家賃が払えずに青ざめたことも何度も。

そんな酷い会社なんて無いでしょ!と誰に言っても信じてもらえないのが未だに辛いですね。

その会社は電話帳に載っているので、どうやらまだあるみたいですが、早く潰れることを願っています。

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